「生命保険の営業は病むよ」
私について
- 個人向けの保険営業。毎月の契約は10件以上ですが、うつ病になりかけるほど病んだ経験あり
- お給料が10万円以下の月もありましたが、転職と営業手法の改善で、現在は60〜70万円以上は必ず越えるように。
- 以前の私と同じように、辛く苦しいストレスだらけの毎日を過ごしている生保営業さん向けに発信しています
私の体験談を踏まえ、この記事では下記↓について解説しますね。
- 生命保険営業が病む理由
- 病むのを防ぐコツ(ほとんどの営業が間違っている)
記事のポイント
- 生保レディのお仕事は病む人、うつ病のようになる人も居る
- だからこそ、契約をたくさんお預かりし、高い年収をいただくには環境を整えることが大事。特に上司との相性は、自身のマインドや成果にかなり影響するので、相性が悪い上司であれば真剣に転職を検討した方がいい
- 保険業界で転職するなら、無料のリクルートエージェントがおすすめですね(生保職員の転職サポート実績もかなり多い)。ここに頼って、イキイキと働けるようになった人が多いです
生命保険営業は病む?生保レディでうつ病になりかけた体験
「あれ、起き上がれない…」
転職する前、査定に向けて無理をし続けていた頃、急に体に異変が起きたんですよね。
出勤の準備をしないといけないのに、布団から起き上がることができない。
営業所のみんなが頑張っているから、自分も…
当時は、とにかく上司からプレッシャーと、怒号を浴びせられる毎日でした。
私だけじゃなく、同じ営業所のみんなも上司に責められ続けていたので、辞めていく人が続出していました。
これ以上職員が減ったらまずい。残っているみんなは頑張っているんだ、自分ももっと頑張らないと情けない
そんなことを考えていました。
おかしいのは上司と会社では?
「それ、会社のマネジメントに問題があるじゃん。数字が達成されないのは、会社の責任だよ」
たまたま会った友人とカフェで話をする中で、当時の仕事の状況について説明したら、そう言われました。
「ありがとう。いや、でも…」
なんて返事をしてその日もそのまま営業活動に向かいました。
でも、体が動かなくなった日の朝に、友人のその言葉を思い出しました
「うつ病の一歩手前ですよ」
体に異変が起きた日に、病院に行きました。
先生から「うつ病の一歩手前ですよ」と言われたこともあり、
さすがに「転職しよう」と決意しました。
※私の転職体験談は本記事の後半のこちら(生命保険営業で病まずに、うつ病を防ぐコツ)で解説しています
これまで契約したお客さまに顔向できない?
転職となると「これまで契約したお客さまに申し訳ない」と気にしてしまいますよね。
でも、
- お客さまは、あなたが病気になってもその会社で働き続けることを望んでいるでしょうか?
- そんなにも、あなたに冷たいお客さまなのでしょうか?
なお、個人ノルマとアポ取りに追われる毎日、上司からのプレッシャーにウンザリしている人は、
個人ノルマや経費の自腹がゼロである来店型の保険代理店のこちら(ほけんの窓口の仕事はきつい?ホワイト?年収や将来性)をチェックしてみてくださいね。
さて、私の体験談を紹介しましたが、
ではなぜ生保営業は病むのか?次↓で解説しますね。
生命保険営業は病む?うつ病になりやすい理由
「年収1,000万円!」
確かに生保営業は年収1,000万円を稼ぐことも珍しくなく、一発逆転のお仕事として本当に夢がありますよね。
でも、こんな実績を残せるのは一握りです。私もそうなるまでにうつ病になりかけるなど、病むこともありました。
ではなぜ病みやすいのか?その原因は下記の3つがあります。
生命保険営業が病む理由①:とにかくノルマが重い
え、1件お預かりするのも大変なのに、一体どれだけ頑張ればいいの…?
生命保険営業はお客さまにとって高額な商品であるにも関わらず、
とにかくたくさん契約してこないとノルマを達成できないんですよね。
生命保険営業が病む理由②:上司からのプレッシャー
「いいから提案書作って訪問してこい!」
「仲良くなっただけで帰ってくんなよ!提案書出してこいよ!」
「とにかくアンケートとってこい!」
生命保険営業として働いていたら、一度は言われる言葉かもしれませんね。
とにかく毎日毎日、上司から怒号とともにプレッシャーをかけられることもあるので、病む人が出てしまうんですよね。
生命保険営業が病む理由③:生活が苦しくなる
え、これも自腹なの?
そう、生命保険営業は自腹が多いんですよね。
自腹が多い
生命保険営業は、お客さまとの商談で使ったカフェ代や交通費など、基本的に自腹なんですよね。
おまけにカレンダーなどの営業ツールも自腹になることもあり、とにかく出費が多い。
固定給が低い
自腹が多い割に固定給が低いので、契約が取れないとどんどん生活が苦しくなってしまいます。
生活が苦しくなるから交通費などを節約したいけど、商談が減ると契約も減って、お給料が減ってしまう。
どんどん負のループにハマってしまいます。
では、生命保険営業で病むことを防止するにはどうしたらいいのでしょうか?
私が実践したコツを次↓で紹介しますね。
※私はこれで毎月の60〜70万円ほどお給料をいただけるようになったので、ぜひ参考にしてくださいね。
生命保険営業で病まずに、うつ病を防ぐコツ
生命保険営業で高いお給料をいただくためには、
- 環境(職場と上司)を変える
- 自身の営業スキルを整える
これが重要です。詳しく解説しますね。
おかしな上司の元では、契約なんて取れない
この背景には、
- 提案する保険商品が変わる
- 高圧的な上司からの解放によって、心に余裕が生まれる
- 心に余裕が生まれたことで、お客さまに真意に向き合えるようになり、サクサクお預かり頂けるようになる
こうしたことが挙げられます。
あなたの上司は、こんなこと言ってませんか?
「知り合いの、さらに知り合いとかさ、もっと紹介依頼してみなよ」
「職員がこれ以上辞めたら困る。絶対辞めるなよ」
「未達なら自爆して(自分自身で契約)」
これ、冷静に考えておかしいことだらけですよね。
どこで働くか?想像以上に重要
職場(上司)が変わっただけで契約がポンポン取れるようになり、お給料が倍以上になった知人は本当に多いです。
なお、知人の多くはリクルートエージェントという無料の転職エージェントを使っていました。保険業界での実績も豊富なエージェントなので、
これまでの経歴や性格をもとに、ピッタリな会社を紹介してくれるんですよね(各社についてかなり詳しくて、驚くと思います)。
なお、生保の営業職員におすすめの職種や、逆に絶対におすすめしない職種、転職の体験談はこちら(生保レディからの転職先は?)の記事で解説しています。
会社で教わる営業のコツは全然ダメ。自身で学ぶ必要がある
契約率が低いことは、自分に原因があると思っていませんか?
では、みなさんの会社(上司)は正しい営業のコツを教えてくれましたか?
会社から教わる営業手法は最悪レベル
「とにかくアンケートを取ってこい!」
「初回面談でも提案書作って説明してこい!」
こんな指示をされて、そのまま実行していませんか?
会社(上司)から教わる営業のコツって、本当に本当にレベルが低すぎるんです。
こんな営業してたら、契約なんて取れません
- 問診で質問攻めにする
- 商品についてたくさん説明する
- 「加入しておかないと、もしもの時に大変なことになる」と怖がらせる
こんな営業を上司や会社に強制させられていたら、契約なんて取れません。
でも、上司や会社の営業方針を変えさせるなんて、ほぼ不可能に近いです。
だからこそ、「自分に合う営業方針の会社や上司のもとで働くようにする」ことが大事なんですよね。
上司との相性は、自身のマインドや成果にかなり影響するので、相性が悪い上司であれば真剣に転職を検討した方がいいんです。
もし生保レディが転職するなら、
- どの生命保険会社のどの部署が働きやすいか
- 離職者をたくさん出している、まずい上司は居ないか
↑こうした内部事情を詳しく知っている、保険業界への転職サポート実績が豊富なエージェントを使って転職するようにしてください。
なお個人的には無料のリクルートエージェントがおすすめですね、生保職員の転職サポート実績がかなり多いです。
実際、私は転職でイキイキ働けるようになりました。
注意
たった1人で転職活動をすると「どの会社の、どの部署はブラック」などの最新情報を無視することになるので注意です
転職しても悪い上司のもとで働くとなったら、お給料の面でも、精神的にも、厳しい状態になってしまいますよね
まとめ:生保レディでうつ病になりかけた話
まとめ
- 生命保険営業は、ダメな上司のもとで働くと本当に病みやすい
- 転職をきっかけに契約がサクサク取れ、お給料が倍になるという話が多い
- 個人的には、無料の転職エージェントであるリクルートエージェントがおすすめ(保険業界での転職サポート実績も豊富)
なお、生保の営業職員におすすめの職種や、逆に絶対におすすめしない職種、転職の体験談はこちら(生保レディからの転職先は?)の記事で解説しています。